The便秘
2012-1-5UPDATE
asumin
便秘になるのは大人ばかりではありません。赤ちゃんだって便秘になるんです。大人でもツライ便秘、小さな赤ちゃんが……と思うと、なんだかかわいそうになってしまいますね……。慌ててしまうママも多いようです。なるべく早く便秘に気付いてあげて、便秘を長引かせないようにしましょう。
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大人の便秘と赤ちゃんの便秘、そんなに違いはありません。ただ違うのは、赤ちゃんは自分で対処できないということ。(当たり前ですね……)ママが気付いて対処してあげなければいけません。
次のような症状がある場合、便秘かもしれません。当てはまるものが一つならば、少し様子をみてあげて。二つ以上当てはまる場合には便秘の可能性があるので、便秘を解消するための対処が必要になります。
赤ちゃんの便秘にも急性の便秘もあれば、慢性の便秘もあります。慢性化しないように早めに気付いてあげることが大切です。
大人の便秘もそうなのですが、「どこからが便秘なのか」ということがわかりにくいかもしれませんね。
赤ちゃんも毎日排便がなくても、期限が悪くなったり、便が硬くなったりしていなかったら便秘ではありません。2~3日に1回の排便でも、スムーズに排便ができていて、食欲や機嫌などに影響がなければ便秘ではないでしょう。
赤ちゃんが便秘になる原因は、その赤ちゃんによって違います。主な原因に次のようなことが挙げられます。
この他にも、環境の変化などでストレスがかかることも赤ちゃんの便秘の原因になります。
赤ちゃんの便秘の原因も大人が便秘になる原因と似ていて、水分摂取・食事・運動・ストレスなどです。好き嫌いがあると、栄養バランスが悪くなりやすいため、便秘になりやすくなってしまいます。
食事の量が少ないことも原因となりますが、便の量が少なくなると、スムーズに排便ができなくなってしまうんです(大人がダイエット中に便秘になりやすいですが、食事の量を減らすことも原因の一つです)。
また、赤ちゃんは筋肉が発達していませんよね。大人は何気なく行っている排便ですが、実はいきむ時に腹筋を使っています。そのため、腹筋力のない赤ちゃんは、上手にいきめなくて便秘になってしまうこともあります。
赤ちゃんの便秘も長引かせるのは良くありません。慢性的な便秘になってしまうと、その分治すのに時間がかかってしまいます。ガンコな便秘や慢性化している便秘は、早めに小児科で相談する必要がありますが、そうでない場合は慢性化させないように心がけることが大切でしょう。
赤ちゃんは大人よりも、割合的に水分が多いです。そのため、十分に水分補給を行わなければ便秘や脱水症状を起こしてしまいます。赤ちゃんは新陳代謝が盛んなので、汗やおしっこなどで排出する量が多く、こまめに水分補給をする必要があるんです。
食物繊維をなるべく摂取させてあげましょう。食物繊維には、便の量を増やして排便をスムーズにする働きや、便に水分を与えて適度な硬さにする働き、腸の運動を促進する働きなどがあり、便通の改善大変効果があります。
また、栄養バランスも大切です。いろんな食品を食べさせることは、栄養のバランスを整えて便秘を防ぐだけでなく、味覚を育てていく上でも大切なことなんです。
食事の量が少ないことも便秘の原因となりますが、食事の内容は原因になる場合もあるので、食事の内容を見直してみると良いでしょう。お腹がすくように、体を使ってたくさん遊ばせてあげることも大切でしょう。
なるべく体を動かして遊ばせてあげましょう。公園などに散歩に行くのも良いですね。まだあんよのできない赤ちゃんでも、外に散歩に出ることは自律神経を整える効果があって、便通改善に効果的です。自律神経は腸の働きをコントロールしているので、自律神経が乱れると便秘の原因になってしまうんです。
また、食欲UPにもつながるので、たくさん遊ばせてあげましょう。
生活習慣の乱れは、自律神経の乱れにつながります。赤ちゃんとママだけで過ごす時間は、どうしてもペースが乱れやすくなりますが、朝起きる時間や食事の時間、散歩の時間、お風呂の時間、寝る時間などを、毎日だいたい同じ時間にしてあげて、規則正しい生活を心がけてあげることが大切でしょう。