The便秘
2011-12-29UPDATE
asumin
あらゆる便秘対策はしてきたけど、どうしても便秘……という人は、お医者さんに相談してみては? 「便秘で病院なんて……」と思っている人もいるかもしれませんね。でも、ガンコな便秘には専門的な治療が必要な場合もあるんです。思い切って病院で相談して、スッキリさせてみませんか??
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「便秘はつらいけど、病院に行くほどでは……」と便秘を甘くみてはいけません。「たかが便秘」と思っているかもしれませんが、便秘が原因となって症状を引き起こしてしまっている場合や、便秘の影に大きな病気が隠れている場合もあるのです。
上記の症状がない人でも、便通について気になることがある人は病院で診てもらうと良いでしょう。
便秘は食生活や生活習慣など、さまざまなことが原因となって生じているので、自分一人では適した対処ができずに長引かせてしまうケースも多いです。早めの受診で、スッキリ解消させましょう。
近年便秘治療を専門とする「便秘外来(お通じ外来)」のある病院が増えていますが、限られた病院にしかないのが現状です。でも、便秘は便秘外来でなくても、内科(消化器科)のある病院ならばどこでも診てもらうことができますので、ご安心を。
実際に病院に行くとなると、「痛いことをするんじゃないか!?」なんて心配になってしまうものですね。
一般的に初診時には、問診・触診・血液検査などを行い、お医者さんと治療の方針を相談したりします。
問診では次のようなことを聞かれます。
初診時に大腸内視鏡検査を勧められる場合もあります。もちろん、その当日に行うことはできませんが、検査を受ける場合には、検査の日程を決める場合もあります。
大腸にできたポリープは、便秘の原因となってしまいます。大腸内視鏡検査では、大腸の様子やポリープ・炎症疾患などの有無を確認できます。「便秘のために検査なんて……」と面倒に思ってしまいますが、近年増えている大腸がんは、ポリープのうちに切除することで防ぐことができるんです。
便秘治療のためだけでなく、他の病気の早期発見のためにも、お医者さんから大腸内視鏡検査を勧められた場合には、一度検査しておくと良いと思います。
便秘の原因によって治療の方法は異なりますが、生活指導や栄養指導、投薬治療が行われます。
病気が原因となって便秘を引き起こしている可能性がある場合には、その病気の検査・治療が行われます。
便秘を引き起こす病気には、大腸がんや直腸がん、卵巣腫瘍、過敏性腸症候群、甲状腺機能低下症など、さまざまな病気があります。
便秘が病気のサインである場合もあります。「たかが便秘」と軽くみてはいけませんね。