The便秘
2012-1-19UPDATE
asumin
最近は、男性の便秘が増えています。そして、女性の便秘とは違って、男性の便秘はストレスや過労が原因となっている場合が多いです。現代はストレス社会と言われていますが、ストレス社会と乗り切るためには、男性も便秘対策が必要な時代なのかもしれませんね…。男性の便秘解消について確認していきましょう。
3822人
ストレスは誰にでもあるものです。でも、ストレスを上手に解消しなければ、ストレスの悪影響は便通にも及んでしまいます。
「ストレスで便秘!?」と思うかしれませんが、排便は自律神経の影響を受けているので、自律神経のバランスを乱すストレスは、便秘の原因になるんです。
特にストレスが原因となる便秘は「痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)」と呼ばれています。
ストレスが溜まる
↓
自律神経のバランスが崩れる
↓
腸が過剰に収縮してしまう(痙攣性収縮)
↓
便を排出するのに時間がかかってしまう
↓
便が固く、排出しにくくなってしまう
ストレスや過労、精神的影響が原因となります。そのため、便秘だけでなく、だるい・眠れない・頭痛がする…などの自律神経失調の症状を伴っている場合もあります。
便秘解消には、適度な運動と規則正しい生活を送ること、栄養バランスのとれた食生活などが大切とされていますが、実は便秘の種類によって便秘の解消方法にも違いがあるんです。
男性に多い痙攣性便秘の解消方法は次の通りです。
痙攣性便秘の場合は、ストレス解消のための軽めの運動ならば良いですが、なるべく体を休めるために運動を控えたほうが良いでしょう。
また、痙攣性便秘は、生活習慣を変えただけでは解消されないこともあります。なかなか解消されない場合には、医師に相談しましょう。
痙攣性便秘とは、腸が痙攣のように過剰に動いてしまっていることが原因となる便秘です。一般的に販売されている便秘薬には、腸を刺激して腸の働きを促進するものもあります。このような便秘薬を痙攣性便秘の人が服用してしまうと、過剰に動いている腸をさらに刺激してしまうのですから、逆効果です。
「便秘は便秘薬で解消すれば良い」と安易に考えてはいけないのです。便秘薬は、便秘の種類に合わせて使用することが大切です。
また、便秘解消に効果的とされている不溶性食物繊維も腸への刺激となってしまうので、摂取するのを控えましょう。 (不溶性食物繊維を含む食品には、豆類、モロヘイヤ、あしたば、ゴボウ、ニラなどがあります。)
痙攣性便秘の特徴には次の・・・があります。当てはまるものが多い場合には、痙攣性便秘かもしれません。
痙攣性便秘の原因が、過敏性腸症候群である場合もあります。気になる場合には、早めに医師に相談しましょう。