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ギリシャ風ヨーグルトを簡単に!!
ザルやキッチンペーパーでヨーグルトの水分を抜く(水切り)だけでチーズのような滑らかな触感に生まれ変わる
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料理にも使えるヨーグルト
栄養いっぱいだからデザートだけじゃなく少しの工夫で普段の料理にもヨーグルトを使ってみては?
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ホエーも大事!捨てる所の無いヨーグルト
ヨーグルトの水分となる「ホエー」は栄養化が高くヘルシーだから捨てないで
The便秘
2012-6-11UPDATE
Saito Jiro
ヨーグルトを毎日食べれば頑固な便秘も必ず解消します。ですが、便秘が解消する前にヨーグルトを食べ飽きてしまう方が早いかもしれません。「飽きることなくヨーグルトを毎日食べたい!」そんな人のために一風代わったヨーグルトの食べ方を紹介します。
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ヨーグルトの食べ方と言えば「器に盛って砂糖・ジャム・果物を入れてスプーンで食べる」か、「ドリンクとして飲む」かの二つに絞られる時代が長かったせいか、ヨーグルトをデザート・スイーツとして捉える人が多いようです。
しかし、世界中を見回せばヨーグルトを料理に使っている地域はあちこちにあって、日本はヨーグルト後進国なのではないかとすら考えてしまいます。
デザートで食べるのも、ドリンクで飲むのも悪くは無いのですが、馴れすぎてて物足りなさを感じてしまうこともしばしばです。
ちょっとした工夫でいつもと違ったヨーグルトを食べる方法、ありませんかね?
最近注目を浴びているヨーグルトの食べ方、それが「水切りヨーグルト」です。
ヨーグルトをザルやキッチンペーパーなどに乗せて水分を抜くという簡単な調理だけで、今までに無い食感を持ったヨーグルトに変わってしまうのです。
水切りヨーグルトは水分を抜いた分だけ栄養が凝縮されていて、滑らかな舌ざわりと爽やかな味わいを持っています。
サワークリームの代わりにビーフストロガノフに使ったり、ちょっとお洒落にバゲットに盛ってディップ感覚でも美味しく楽しめます。
また、水切りしたヨーグルトは便秘の原因にもなるたんぱく質が少なくなるので、より便秘解消に効果的です。
水切りヨーグルトはレモン汁を混ぜて攪拌するとカッテージチーズ風になるので、ヘルシーなチーズケーキの材料になるんですよ!
水切りヨーグルトを作る過程で出る水分は、「ホエー(乳清)」と呼ばれるもので高たんぱく質・低脂肪で消化も良く、健康な身体を作るのにもってこいの食品なのです。
昔はチーズを作る工程で出る邪魔者扱いでしたが、現在ではホエーを飼料として与えて育てた「ホエー豚」がブランド化するなど、その栄養価の高さと利用価値が注目されています。
水切りヨーグルトを作った後はホエーを様々な形で活用しましょう。
例えばパン生地を作る時に、粉を混ぜる「仕込み水」の代わりにホエーを使うと、もっちり・ふわふわでしっとりした焼き上がりに仕上がります。
ホエーを鍋に入れて、沸騰しない程度に加熱すればヘルシーなリコッタチーズになります。
ホエーをお酢の代わりにしてピクルスを漬けると、酸味が少なく爽やかな味わいになります。
牛乳と混ぜてラッシー風飲料にするのもいいですね!