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2012-1-26UPDATE
Saito Jiro
便秘を治すという目的は同じでも、沢山の便秘薬が販売されています。「薬に頼りたくない!」という人も多いと思いますが、便秘薬は植物由来の生薬を原料に使った製品が多く、最近では飲んだ後にお腹が痛くならない製品も沢山でています。
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「常に便秘薬を飲んで下さい」ということではなく、便秘の状態が続くと腸内環境がどんどん悪くなり、最悪の場合は病気になってしまうこともあります。
便秘の根本的な原因である、食生活、ストレス、運動不足などライフスタイルの改善をしつつ、薬を上手に使うことが治りづらい便秘を解消する近道です。
今まで飲んでいた薬で、お腹が痛くなったり、効果が無いという人のために市販の便秘薬を集めてみました。
重質酸化マグネシウムが腸からの水分吸収を抑えることで、便が硬くなるのを防ぐ。
便秘薬に良くある、おなかが痛くなりにくいことが人気。
Zイオン研究所のイオナミン紹介ページ。用法、用量、仕様上の注意を要チェック
プランタゴ、オバタの食物繊維、センノシドの生薬と植物性成分だからお腹にやさしい。
食物繊維が腸内で膨らんで悪玉菌が出した毒素を吸収する効果もある。
ゼリア新薬工業株式会社公式のウィズワン製品ページ。
センナという植物を使った、水に溶かしてハーブティーのように飲める便秘薬。
センナには大腸からの粘液分泌を促す作用があり、便をコーティングして便の通りを良くする。
エバース・ジャパンのエバシュリーン紹介ページ。
センナ由来のセンノサイドが腸管の神経(アウエルバッハ神経叢)に作用して蠕動運動を促し、余計な水分吸収を抑える。
症状に合わせて飲む量を調整できるから、始めての便秘薬を飲む人にオススメ。
通常タイプのカイベールCと、便が硬くなるのを防ぐアロエが配合されたカイベールアロエプラスがある。
アラクス公式のカイベールアロエプラス特別サイト。
便秘の改善と共に、お腹の張り(ガス)を防ぐ効果もあり、飲んだ後や排便時の痛みが少ない。
アロエ、ダイオウ、シャクヤク、センナ、キジツ、コウボク、カンゾウ、ガジュツと植物由来の生薬を使った、身体にやさしい漢方薬じゃない便秘薬。
小太郎漢方製薬の生薬便秘薬Ns製品ページ。
「ピンクの小粒」でお馴染み、腸の蠕動運動を促す、便を柔らかくするだけじゃなく、腸の負担を減らして腸内環境を正常化する効果もある。
食物繊維、ビタミンB6が配合されたコーラックファイバー、生薬が原料のコーラックハーブ、効き目の優しいコーラックソフト、座薬タイプもあり、子供(11歳以上)が使えるタイプもある。
大正製薬のコーラック紹介ページ。診断テストで自分にピッタリのタイプが分かる。
防風通聖散という漢方薬が、飲みやすく錠剤にして苦味を感じさせないためにフィルムコートされてる。
漢方薬だから他の便秘薬に比べて、長期間(1週間が目安)飲むことで、便秘だけじゃなく、肥満や「むくみ」の改善にもなる。
便秘に効く成分が入っていないコッコアポL錠も、肥満と浮腫の解消に効果がある。
クラシエのコッコアポ特別サイト。商品の解説以外にも漢方薬について説明されてる。
プランタゴ、オバタには水分を吸収して膨らむ特質があり、腸を刺激することで排便しやすい環境を作る。
センナも配合されており、弱った腸の活性化、便を柔らかくする。
ゆるやかに効果が現れやすいので、便秘薬でお腹が痛くなりがちな人にオススメ。
食物繊維、乳酸菌、納豆菌が配合されたサトラックビオファイブ、効き目が強いサトラックスエースがある。
佐藤製薬のサトラック紹介ページ。体の器官の働きや、なぜ便秘や下痢がおきるかなど、詳細に説明されたコンテンツもある。
塩化マグネシウムを主成分とする「にがり」が原料の液体タイプの便秘薬。
水だけじゃなく、お茶やカルピスなどの乳酸菌飲料に混ぜて飲んでも良い。
アルカリ性であるスイマグは、胃液の分泌を抑える効果があり、吐き気やムカつき予防にもなる。
マグネシウムには腸内の水分量を多く維持する効果(塩類下剤)があり、便が柔らかくなり、蠕動運動も促される。
粉末タイプのマリンマグもある。
三保製薬研究所のスイマグ紹介ページ。イラスト付きで効果が分かる。Q&Aコンテンツがわかりやすい。
酸化マグネシウムによる、腸内の水分量を増やすことで便秘を解消するタイプだから、非刺激性でお腹が痛くなりにくい。
5歳以上の子供も安心して飲める。
速崩錠(水にすぐ溶ける)だから、効き目が早く一緒に沢山の水と一緒に飲むのが効果的。
ROHTOのスラーリア特別サイト。便秘と腸の関係、ツボや体操なんかも載ってる。
酸化マグネシウムが主成分で腸の水分量を多くすることで便を柔らかくし、腸への刺激を与えずに自然な排便を促す。
5歳以上なら飲むことができる。
妊婦さんにも処方されていて、母乳にも影響が無いので授乳中でも飲むことができる。
フジックスの3Aマグネシア商品ページ。活性酸化マグネシウムの効果と用法、注意事項などが確認できる。
主成分のビサコジルには直接大腸粘膜を刺激する効果があり、蠕動運動を促すことから、慢性的な頑固な便秘で悩んでる人にオススメ。
同様の効果でビュースルー、効き目が緩やかなビューラック・ソフトもある。
他に生薬(センナ)を主成分としたスルーリベールがある。
スルーリベールは、センナが腸からの水分吸収を抑え、腸の蠕動運動を促進させる。
体を冷やさない。腸を活発に動かすことで腸壁にこびりついた便を落とす効果もある。
皇漢堂製薬の便秘薬紹介ページ。
ビサコジルと、生薬のセンナやダイオウの成分であるセンノサイドカルシウムが、副交感神経に作用して、腸の蠕動運動を促し、水分の吸収も抑える。
夜寝る前の空腹時に飲むのが効果的なので、寝ることができれば腹痛も少なく済む。
植物由来の成分を使ったスルーラックデトファイバー、ビタミン配合のスルーラックBB、便を柔らかくする効果が合わさったスルーラックプラスもある。
エスエス製薬のスルーラック製品ページ。
生薬であるセンナにより、腸の蠕動運動を促進させる。
錠剤ではなく、煮出すタイプの日局センナもある。
他に、じゅうやく、げんのしょうこ、など便秘に効く煎じ薬がある。
山本漢方製薬のセンナTs便秘錠商品ページ。
主成分の大黄甘草湯は、大腸を刺激する ダイオウと、痛みを緩和するアマクサを組み合わせた漢方薬。
便秘薬の腹痛を抑えて、生薬による自然な排便を促す効果がある。
5歳以上なら子供でも飲める。
大正製薬の対象漢方便秘薬紹介ページ。便秘の続いた日数、年齢に応じた服用量を確認できる。
ダイオウ、カンゾウ、アロエなど生薬が使われている植物性の便秘薬。
腸への効果が優しく、肝臓や腎臓の働きも良くする。
粒が小さく一回に飲む量は多くなるが、3歳以上の子供も飲むことができる。
翠松堂製薬の百毒下し商品ページ。
整腸作用の強い乳酸菌(ビフィズス菌、ラクトミン)と、腸内の細菌を活性化させ、蠕動運動を促進、腸の水分吸収能力を抑制するピコスルファートナトリウム水和物が主成分。
便秘の度合いによって飲む量を調整でき、11歳以上が飲める。
通常のビオフェルミンは乳酸菌による整腸作用で耐性もないので、続けて飲むことで便秘予防になり、赤ちゃんでも飲める。
ビオフェルミン便秘薬商品ページ。ビオフェルミンのページには乳酸菌の働きなどを詳しく知ることができる。
生薬であるセンナが主成分で、腸を刺激するビサコジルも含まれている。
胃では溶けずに腸で溶けるタイプなので胃に優しく、胃液の影響を受けずに直接腸に効く。
近江兄弟社のベクニスドラッジュ商品ページ。
赤ちゃん用の便秘薬。
大麦から作られた麦芽糖が主成分で、大腸内での発酵作用により腸の働きがよくなる。
甘みがあり飲ませやすい。
和光堂のマルツエキス紹介ページ。他に飲料や服用ゼリー、赤ちゃん用のケア用品も紹介されてる。
水酸化マグネシウムが主成分で、大腸内の水分量を増やすことで、便を柔らかくし、通りを良くして自然排便に近い状態で便秘を解消できる。
腸への刺激が少ないので、腹痛が出にくく、飲まなきゃでないという自然排便を邪魔しない。
錠剤、液状、ドリンクタイプがある。
エムジーファーマのミルマグ紹介ページ。イラストでミルマグの効果、便秘についてわかり易く解説されてる。
ビサコジル、ビタミンBのパントテン酸カルシウム、生薬のセンノシドにより、腸の蠕動運動を促す作用が強く、肌荒れにも効果的。
腸で溶ける腸溶剤なので、大腸に直接効果がある。
新新薬品製品紹介ページ。ルーメアの成分や効果を確認できる。
大正漢方便秘薬と同じく大黄甘草湯により、お腹への刺激が少なく自然な便通が期待できる。
効果がゆるやか(8~10時間)なので寝る前に飲むのがオススメ。
錠剤を半分に割るための割線が入っていて、5歳以上の子供も量を減らすことで飲むことができる。
武田製薬のタケダ漢方便秘薬の専用サイト。薬の紹介だけじゃなく、食事、普段の生活、運動による便秘解消法が紹介されている。
妊娠中は薬も飲めないし、思うように運動もできない…ガンコな便秘にどうして良いかわからなくなってしまう妊婦さんって多いです。妊娠中はホルモンバランスや子宮が大きくなることによって便秘になりやすいので、便秘解消のために5つのことを取り入れてみませんか?
浣腸を使用すると、すぐに便意がやってきてどうにも我慢できなくなりますよね!? 「数分我慢するなんてムリ」と思ってしまいますが、すぐに排出しては十分に効果が得られません。浣腸の温度や待っている体勢にポイントがあるんです。浣腸を快適に使うために、使用方法やリスクを改めて確認していきましょう。
便秘にも種類がありますが、下剤にも種類があります。自分の便秘に合った下剤を使用することが大切です。適さない下剤を使用してしまうと、反対に便通を妨げてしまう事だってあるんです。下剤で便秘が治るわけではありませんが、正しく使用することが大切でしょう。